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損切りしない投資スタイルと、ソフトバンクで400万円失った教訓

投資歴30年。
給与より運用益が多い月もあれば、
胃が痛くなるほど負けた月もあります。

SNSでよく見る“キラキラ投資家”とは違い、
私はただの会社員です。

ここでは、成功も失敗も、
メンタルの揺れも、
税金で泣いた話も含めて、
運用益のリアルをそのまま公開しています。

「会社に依存しないための現実的な選択肢」
として読んでください。

投資を続けていると、
「損切りしたほうがいいのか?」「持ち続けるべきなのか?」
そんな迷いに何度も向き合うことになります。

どちらが正解なのかは、状況や性格によって変わるもの...
だからこそ、自分なりの“投資の軸”を持つことが大切になります。

ただ、損切りをしないことで助かった銘柄もあれば、
大きな失敗につながった銘柄もある。

その両方を経験して初めて、
「損切りしない」という投資スタイルの意味が見えてくるのかもしれません...

今日は、私が大切にしている“損切りしない投資スタイル”と、
そこから得た大きな教訓を整理してみたいと思います。

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30年投資家が、資産ごとの向き合い方と心の揺れを整理した“投資観の土台”となる記事です。
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目次

「損切りしない」投資スタイルの背景

私は、50%以上下がった株でも、基本的には売りません。
「下がれば我慢」という、昔ながらの投資観が染みついています。

もちろん、合理的とは言えません。
でも、損切りしない投資家のほうが利益を出しているという調査もあり、
“売買を繰り返すほど成績が悪くなる”という現実もあります。

証券会社は売買してもらうほど儲かる構造ですから、
「損切りしろ」「回転させろ」という情報が多いのも当然です。

私はその構造に、どこか疑念を持っています。

だからこそ、
「売らない」という選択を、自分の価値観として大切にしている。
そんな背景があります。

そしてこの価値観は、
ある大きな失敗を経験したことで、より強く意識するようになりました。


ソフトバンク信用取引で400万円を失った大失敗

20年以上前、ITバブル崩壊の直後...
街角では、Yahoo!BBのモデムを配っていた時代です。

私はソフトバンク株を信用取引で買い、
「そのうち戻るだろう」という淡い期待だけを頼りに、
下がるたびに買い増しを続けていました。

しかし株価は戻らず、
含み損は膨らみ続け、
最終的には 400万円近い損失 に...

追証の電話がかかってきたときの、
あの胸が締めつけられるような恐怖は、今でも忘れられません...

「買い増しは危険だ」
「信用取引は自分には向かない」
そう強く思い知らされた出来事でした。

そして何より、
もしあのとき現物で静かに持ち続けていたら、
今よりずっと早くリタイアに近づけていたのかもしれない。

そんな後悔が、今でも心のどこかに残っています。

この経験は、
私の投資判断に今も静かに影を落としています。


株取引へのこだわりと、損切りできない性格

そんな大失敗を経ても、私は株取引が好きです。

特に高配当株・優待株が大好きです。


数倍になる銘柄もあれば、
優待廃止で大きく下がる銘柄もあります。

合理的ではないのですが、
「売ったら申し訳ない」
そんな気持ちがどこかにあります。

企業に対して、
長く応援してきた“情”のようなものが生まれてしまう。

もちろん、失敗もあります。
でも、長期保有で助かった銘柄も多い。

ただ、高配当株・優待株だからといって
永遠に持ち続けるわけではありません。

優待が改悪されたり、
企業の姿勢が大きく変わったと感じたときは、
静かに手放すこともあります。

投資判断は、
数字だけでは割り切れない部分がある。
そのことを、株取引は教えてくれました。

そしてこの“情と合理の間”で揺れる感覚が、
次の考え方につながっていきます。


それでも“損切りしない”を続ける理由

損切りしない投資は、
決して万能ではありません。

でも、
長期保有で助かる銘柄も多いのも事実です。

広く分散し、
一つの銘柄に依存しすぎないようにすれば、
リスクはある程度抑えられます。

そして何より、
投資を“楽しむ”という姿勢が、自分には合っています。

損切りしないスタイルは、
私の性格に合った投資法であり、
無理なく続けられる方法でもあります。

...とはいえ、
銘柄数が増えすぎたときは、整理することもあります。

基本的には、
利益が出ている銘柄の売却と、
損切りが必要な銘柄を“相殺”させる形で調整しています。

損切りしないことを軸にしつつも、
ポートフォリオ全体のバランスは、ゆるやかに整えていく。

そんな柔らかい調整が、
自分にはちょうどいいと感じています。


大失敗から学んだ“距離感”と投資哲学

ソフトバンク信用取引での大失敗は、
今でも忘れられません。

でも、その失敗があったからこそ、
自分の投資哲学が形になりました。

  • 損切りしないことのメリットとデメリット
  • 買い増しのリスク
  • 信用取引との距離感
  • 楽しみながら続けることの大切さ

成功も失敗も、
どちらも自分の投資観をつくる材料になります。

投資は、
“性格との相性”がとても大きい。

そのことを、
長い時間をかけて理解してきました。


まとめ──損切りしない投資は、成功も失敗も含めて“自分の軸”になる

今日の気づきを、静かに3つにまとめると──

  1. 損切りしない投資には、ちゃんと理由と価値観がある
  2. 大失敗も含めて、自分の投資哲学を形づくる材料になる
  3. 投資スタイルに正解はなく、自分の性格に合う方法が一番長続きする

損切りしない投資は、
決して誰にでも合う方法ではありません。

でも、
私にとっては“自分の軸”になっている大切なスタイルです。

成功も失敗も抱えながら、
これからも静かに投資と向き合っていこうと思います。

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