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SNS時代の投資判断──情報に振り回されない“静かな投資”の作り方

投資歴30年。
給与より運用益が多い月もあれば、
胃が痛くなるほど負けた月もあります。

SNSでよく見る“キラキラ投資家”とは違い、
私はただの会社員です。

ここでは、成功も失敗も、
メンタルの揺れも、
税金で泣いた話も含めて、
運用益のリアルをそのまま公開しています。

「会社に依存しないための現実的な選択肢」
として読んでください。

冬の朝の冷たい空気に触れたときのように、SNSの情報は、ときに心をざわつかせることがあります。
仕事の休憩時間や寝る前の数分、何気なくSNSを開いたつもりが、気づけば投資の話題ばかり追いかけてしまうこともあるかもしれません。

SNSを眺めていると、魅力的に見える銘柄が次々と流れてきます。
そのたびに「これ、買ったほうがいいのかな」と迷う瞬間があります。

誰かが勧めていると、つい安心してしまう。
でも、そのまま買ってしまうのはどこか不安...
そんな気持ちを抱えたまま投資を続けている人は多いと思います。

SNSは便利だけれど、情報が多すぎて、どこまで信じていいのか分からなくなることもあります。

だからこそ、SNSは“きっかけ”にとどめ、最終判断は必ず自分で行うことが大切です。

今日は、SNS時代の投資判断で大切にしたい考え方と、私自身が続けている投資スタイルを整理してみたいと思います。


目次

SNS情報に振り回されないための最初のルール

SNSで銘柄を知ること自体は、悪いことではありません。
むしろ、普段なら出会えない企業を知るきっかけにもなります。

ただ──
「有名な人が買っているから」
という理由だけで買うのは、とても危険です。

SNSは、

  • 情報が速い
  • 人が多い
  • 熱量が高い

という特徴がある一方で、
責任は誰も取ってくれません。

最初の“ふるい”として使うのはいい...
でも、盲信してしまうと判断力が育たないままになります。

SNSはあくまで入口
出口(判断)は、自分で決める必要があります。
ここを取り違えると、「誰かの投資」をただ追いかけるだけになってしまいます。


IR資料で“自分の銘柄”にしてから判断する

SNSで知った銘柄でも、最終的に買うかどうかは、
「IR資料を読んでから」 と決めています。

例えば、次のようなポイントを確認します。

  • どんな事業をしているのか
  • 成長性はあるのか
  • 株価水準は割高か割安か
  • 自分が理解できるビジネスか

これらを確認したうえで、
「自分が見つけた銘柄」
という前提で判断します。

他人の意見は、判断材料に含めません。
売却判断も同じです。

自分で調べ、自分で決める。
その積み重ねが、投資家としての成長につながります。
「誰かが言っていたから」ではなく、「自分はこう考えるから」という理由で動けるようになると、心の安定感も変わってきます。


記録方法ひとつで投資のストレスは大きく変わる

多くの人は、
総資産(確定+含み損益)
で投資成績を記録します。

でも私は、
確定損益だけ
を記録しています。

含み損益を入れないと、

  • 数字の上下が緩やかになる
  • 相場環境に左右されにくい
  • 精神が安定する

というメリットがあります。

投資は、
“数字の変動に心を振り回されないこと”
がとても大切です。

どの数字を見るか、どこまで記録するか?
その選び方ひとつで、投資家心理は大きく変わります。
「見ない自由」を持つことも、長く続けるための工夫のひとつです。


買付余力を残す“メンタル設計”

私は常に、
買付余力を残す
ようにしています。

利回りは下がります。
でも、それ以上に
精神安定剤としての価値
が大きいのです。

  • 暴落時に動ける
  • 無理な投資を避けられる
  • 焦らず、自分のペースを守れる

フルポジションでいると、相場の上下に心が引っ張られます。
含み損が膨らむたびに、何もできない自分を責めてしまうこともあります。

余力を残すことは、
“長く続けるためのメンタル設計”
でもあります。

「いつでも動ける」という感覚があるだけで、
日々の値動きに対する不安は、驚くほど小さくなります。


「答え」ではなく「考え方」を育てることが投資の本質

SNSには、

  • 「この銘柄が上がる」
  • 「この手法が正解」

といった“答えらしきもの”があふれています。

でも、投資の本質は
「考え方」
にあります。

  • なぜその銘柄を買うのか
  • どこで売るのか
  • どんなリスクを許容するのか

これらを自分で考えないと、成長も成果も得られません。

他人の意見は参考にしつつ、最終判断は必ず自分で...
その積み重ねが、投資家としての自立につながります。

「正解を探す投資」から、「自分で考え続ける投資」
その小さなシフトが、長期的な結果の差になっていきます。


まとめ──SNS時代こそ、自分で考える投資が強い

今日のポイントを静かに整理すると──

  1. SNSはきっかけ、判断は自分
  2. IR資料で裏取りして「自分の銘柄」にしてから判断する
  3. 記録方法と買付余力はメンタルに直結する
  4. 「答え」ではなく「考え方」を育てることが投資の本質

SNSの情報は便利ですが、そのまま信じるには危うさもあります。
だからこそ、自分で考える投資が、資産を守る一番の方法なのだと思います。

今日からもし、SNSで気になる銘柄を見つけたら、
まずはその企業のIR資料を1ページだけでも開いてみてください。
それだけで、「誰かの投資」から「自分の投資」へと、一歩近づくことができます。

焦らず、騒がず、自分の判断軸を育てながら、
これからも静かに投資と向き合っていきます。

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