会社に行きたくない朝が増えてきたけれど、
現実的にはまだ辞められない。
そんな“宙ぶらりん”の状態で生きている人へ
私は、ブラック企業→うつ→派遣→正社員→リストラと、
会社に振り回され続けてきました。
それでも今は、会社員のまま心だけは自由に生きています。
ここでは、
「辞められないけど、これ以上消耗したくない」
そんな人のための、静かな働き方の工夫をまとめています。

なぜ、貯金は続かないのか。
その理由を“意志の弱さ”に求めてしまう人は多いかもしれません。
けれど、最近の研究では、
「性格に合った貯蓄方法」を選ぶだけで、成功率が大きく上がる
ことが分かってきました。
さらに、行動経済学の視点から見ると、
人が「動けない理由」にも、ちゃんとした仕組みがあります。
今日はその2つを組み合わせて、
あなたの性格に合った“続く貯蓄戦略”を、静かに整理してみます。
目次
性格に合った貯蓄は“続きやすい”という研究結果
コロンビア大学の研究では、
「性格と貯蓄目標が一致している人ほど、貯蓄の成功率が高い」
という結果が示されています。
これは単なる心理学の話ではなく、
「人は自分に合った方法でしか続けられない」という、
ごく自然な真理の裏付けでもあります。
つまり──
貯金が続かないのは、あなたの意志が弱いからではなく、
“性格に合っていなかっただけ”。
この視点を持つだけで、
肩の力がふっと抜けていきます。
まずは自分を知る──ビッグファイブ簡易診断のミニチェック
貯蓄戦略を選ぶ前に、
まずは自分の性格傾向を軽く把握しておくと、
“続く方法”が見つけやすくなります。
以下の質問に、
「はい」か「どちらかといえばはい」 で答えてみてください。
【ビッグファイブ簡易チェック】
● 開放性(新しいものが好き?)
- 新しい体験やアイデアにワクワクする
- 同じ毎日より、変化があるほうが好き
→ 2つともYESなら「開放性が高い」傾向
● 誠実性(計画性がある?)
- 予定を立てると安心する
- コツコツ続けるのが得意
→ YESが多いほど「誠実性が高い」傾向
● 外向性(人と関わるのが好き?)
- 一人より誰かと一緒のほうが楽しい
- 会話や交流でエネルギーが湧く
→ YESが多いほど「外向性が高い」傾向
● 協調性(人の役に立ちたい?)
- 困っている人を見ると助けたくなる
- 誰かのために動くとやる気が出る
→ YESが多いほど「協調性が高い」傾向
● 神経症傾向(不安を感じやすい?)
- 先のことを考えると不安になる
- リスクはできるだけ避けたい
→ YESが多いほど「神経症傾向が高い」傾向
軽いチェックですが、
「自分はどの方向に傾いているか」 が分かるだけで、
貯蓄の続け方がぐっと見えやすくなります。
ビッグファイブ別:あなたに合う貯蓄戦略
ここからは、性格に合わせた貯蓄方法を紹介します。
「自分はどれだろう」と、ゆっくり照らし合わせながら読んでみてください。
① 開放性が高い人|“わくわく”が貯金の原動力
開放性が高い人は、
新しい体験や刺激が好きなタイプです。
たとえば:
- 旅行
- 趣味
- 体験型イベント
こうした“未来の楽しみ”を目的にすると、貯金が続きます。
ゲーム感覚で貯められるアプリとも相性が良い。
開放性が高い人にとって、
貯蓄は「我慢」ではなく、
“楽しみを育てる行為”であるほうが続きやすいのです。
② 誠実性が高い人|自動化が最強の味方
誠実性が高い人は、
計画性と継続力が強みです。
- 自動振替
- 家計管理アプリ
- 明確な数値目標
これらを組み合わせると、
ほぼ確実に貯金が積み上がります。
誠実性が高い人にとって、
“仕組み化”はそのまま成功につながる道です。
③ 外向性が高い人|仲間と一緒に貯めると続く
外向性が高い人は、
人との交流がエネルギー源です。
- 友人と貯金チャレンジ
- コミュニティ型の貯金企画
“誰かと一緒にやる”ことで、
驚くほど継続力が伸びます。
外向性が高い人にとって、
貯蓄は一人で黙々とやるものではなく、
“共有するプロジェクト”にしたほうが続きやすいのです。
④ 協調性が高い人|“誰かのため”が行動を生む
協調性が高い人は、
他者貢献がモチベーションになります。
- 寄付のための貯金
- 家族のための積立
- 地域活動のための資金づくり
“誰かのため”という理由があると、
自然と行動できるタイプです。
協調性が高い人にとって、
貯蓄は自分だけのためではなく、
“思いやりを形にする行為”として設計すると続きます。
⑤ 神経症傾向が高い人|安心感が続ける力になる
神経症傾向が高い人は、
不安を感じやすい分、慎重で堅実です。
- おつり貯金
- 少額の自動積立
- “負担の少ない仕組み”
小さく確実に積み上がる方法が向いています。
神経症傾向が高い人にとって、
大きな金額よりも、
“安心して続けられるペース”のほうが大切です。
不安の強さは、裏を返せば、
「慎重に物事を進められる力」でもあります。
行動経済学が教える「人が動けない理由」
ここからは、
「なぜ行動できないのか」を心理の面から整理してみます。
① 人は「自分を正当化できる理由」で選ぶ
人は、最も得な選択よりも、
“自分が納得できる選択”を選びます。
だから貯金にも、“理由”が必要です。
性格に合った目標は、そのまま強い理由になります。
人は「正しい選択」よりも、
「自分を守れる選択」を選ぶ生き物なのだと思います。
② 人は現状維持を選びやすい
新しい行動には、
“後悔するかもしれない”というリスクがつきまといます。
だから変わらないのは、ある意味で自然なことです。
「続かない自分」を責める必要はありません。
人はもともと“変わらないようにできている”のです。
③ 行動を促すには“選択肢を3つ”用意する
行動経済学では、
選択肢が2つだと現状維持が勝ちやすいと言われています。
でも、3つになると──
「ちょっとだけやってみる」
が選びやすくなります。
貯蓄にも応用できます。
- ① 1万円貯金
- ② 5千円貯金
- ③ おつり貯金
どれかは選べる。
それが、行動のハードルを下げます。
性格 × 心理がそろうと、貯蓄は“習慣”になる
性格に合った目標があると、
行動の理由が生まれます。
行動経済学の視点があると、
“動けない理由”が理解できます。
この2つが揃うと、
「続けられる仕組み」が自然とできあがります。
貯金は、
意志の強さで戦うものではありません。
“自分の性格を味方にする”ことで続いていく習慣です。
まとめ──自分を知ることが、いちばん優しい貯蓄戦略
今日のポイントを静かに整理すると──
- 貯金が続かないのは“意志の弱さ”ではない
- 性格に合った方法を選べば、自然と続く
- 行動のハードルを下げるために「選択肢は3つ」用意する
- 自分を責めず、仕組みを整えるだけでいい
貯蓄とは、性格を矯正する行為ではなく、
性格をそのまま使って、生きやすくなるための技術です。
あなたが自分の性格を味方にした瞬間から、
お金との付き合い方は、驚くほど軽やかに変わっていきます。