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【運用実績】2025年5月|利益確定と守りの選択

2025年1月から、毎月の運用実績を淡々と記録しています。

勝った月も、負けた月も、全部そのまま載せています。

51歳会社員が、給与超えまで積み上げてきた数字の軌跡。
「資産形成のリアル」を知りたい人のための月次レポートです。

目次

はじめに

数字を見たとき、まず浮かんだのは「驚き」と「慎重さ」が同居しているということでした。

単月で運用益が大きく出て、給与を上回る結果になった一方で、その背景には個別株の急騰やポジションの入れ替え、FXの一時的な調整といった偶発的な要素が混ざっているように思えます。

数字だけを喜ぶのは簡単ですが、心の中では「これは続くのだろうか」と問いかける自分がいて、静かに受け止める時間が必要だと感じました。

今月の数字

  • 給与(額面):¥689,460
  • 運用益: ¥3,316,307
  • 給与比:約481%

給与を大きく上回った嬉しさは確かにあります。

けれども、好結果の裏にある偶発性を意識すると、浮かれずに日常を続けることを選びたくなります。

喜びを噛みしめつつも、行動は控えめに、というバランスを保ちたいと思っています。

【5月単月】

【5月までの累積】

今月の振り返り

5月は政策や地政学的なニュースで相場の振れが大きくなりやすい局面でした。

市場の不確実性が高いときほど、短期の感情に流されない姿勢が求められます。

静かに見守り、必要なら小さな調整で対応するのが自分の性分に合っています。

数字の裏側にある偶発的な要因や市場の不確実性を思うと、胸の奥がざわつく瞬間もありました。

そうした揺れを抱えながらも、日常は淡々と続いていきます。

嬉しさを素直に受け取る時間を持ちつつ、行動は慎重にしたいと改めて思いました。

資産配分の変化

個別株の動き

暴落時に購入した株が急騰したために売却したことが、単月の好成績に寄与しました。

嬉しい反面、これは再現性のある動きではありません。

個別の勝ちをそのまま拡大解釈せず、要因を丁寧に分解する必要があると感じます。

なお、確定した利益は、高配当株の購入に充当しました。

ポートフォリオの調整

FXの証拠金引き出しや個別株の入れ替えなどの調整を行いました。

また、暴落に合わせ、(2865)グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFを購入しました。

私にとって大切なのは、短期的な判断と長期的な方針を分けて考えることです。

今月の学び

良い数字を前にすると、まずは静かな安堵が来ます。

それと同時に、心のどこかでブレーキがかかり、「これは一時的かもしれない」とつぶやく自分がいます。

好結果の分解

今回の好成績を偶発的な要素と再現性のある要因に分けて記録する。

再現性が低い部分は「ラッキー」として扱い、次回以降の判断材料にしない。

調整の重要性

大きく動く誘惑があっても、基本方針に沿った調整に留める。

流動性の確保とリスク管理を優先する。

感情の可視化

嬉しさや不安を言葉にして残すことで、後から振り返ったときに冷静に判断できる材料にする。

まとめ

5月は数字としては嬉しい結果が出ましたが、心の中では「これは続くのか」という慎重さが勝ります。喜びを素直に受け取りつつも、浮かれずに日々の積み重ねを続けることが自分の信条です。

まずは慌てずに現状を受け止めること。

数字が良いときほど、無理にポジションを拡大したり短期のトレンドに飛び乗ったりしないよう自分に言い聞かせます。

次に、今回の利得の内訳を丁寧に分解して、再現性のある部分と偶発的な部分を分けて記録します。

最後に、資産配分の基本方針(リスク許容度、流動性、長期の積立方針)を再確認し、必要なら小さな調整を行うにとどめます。

来月も同じように、静かに記録を続け、揺れを受け止めながら前に進んでいきたいと思います。

■ 年次成績(2015–2024)

長い時間をかけて、少しずつ積み上げてきた記録です。
数字だけでは見えない揺れや迷いも含めて、静かに残しておきます。

前月:【運用実績】2025年4月|揺れながらも静かに続ける資産形成
翌月:【運用実績】2025年6月|大きな数字の裏にある“淡々と続ける力”

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