投資歴30年。
給与より運用益が多い月もあれば、
胃が痛くなるほど負けた月もあります。
SNSでよく見る“キラキラ投資家”とは違い、
私はただの会社員です。
ここでは、成功も失敗も、
メンタルの揺れも、
税金で泣いた話も含めて、
運用益のリアルをそのまま公開しています。
「会社に依存しないための現実的な選択肢」
として読んでください。

投資を続けていると、ふとした瞬間に
「自分はもっとできたはずなのでは❓」
と胸がざわつくことがあります...
特に、周りの誰かが大きな成功を収めていると、
自分の積み上げが急に小さく見えてしまう。
そんな経験をした人は多いと思います。
でも、その“ざわつき”は投資の失敗ではなく、
心理のワナが見せる錯覚かもしれません。
投資の成功は、他人との比較では測れません。
大切なのは、自分の目標にどれだけ近づけたかです。
今日は、佐伯さん(仮名)と三浦さん(仮名)の対比を通して、
「比較の魔力」に負けない投資の本質を整理してみたいと思います。
目次
堅実に3,000万円を築いた佐伯さんの“本来の成功”
佐伯さんは、12年間で3,000万円の資産を築きました。
統計的に見れば、これは上位20〜25%に入る立派な成功です。
- インデックス中心
- 自動積立
- 淡々と継続
- 無理のないリスク管理
派手さはないけれど、
「安心できる老後」という目的に対しては、
すでに十分すぎるほど達成していました。
本来なら胸を張っていい成果...
でも──後悔は、思わぬところから静かに忍び寄ります。
三浦さんの“2億円”の裏側にある代償
佐伯さんの後悔のきっかけは、
同僚の三浦さんが仮想通貨で2億円を手にしたという話でした。
表面だけ見れば華やかで、羨ましくなる数字です。
しかし、その裏側に以下のような事実があったとしたら、どうでしょう❓
- 80%減を何度も経験
- 家族との軋轢
- 離婚危機
- 精神的な消耗
- 睡眠障害
また、三浦さんの成功には、結果論であり、再現性はほとんどありません
同じ投資をしても同じ結果にはならないと思います...
むしろ、多くの人は途中で心が折れてしまうでしょう。
後悔を生む“心理のワナ”──参照点依存性とフォーカシング・イリュージョン
佐伯さんの後悔の正体は、投資の失敗ではなく、心理のワナでした。
● 参照点依存性
他人の成果を“基準”にしてしまうと、
自分の満足度が下がる現象
● フォーカシング・イリュージョン
「資産額」という一点に意識が集中し、
本来大切にしていた価値が見えなくなる心理
佐伯さんは、
- 平穏な生活
- 家族との時間
- 健康
- 安定した積立投資
という“本当の豊かさ”をすでに手にしていたのに、
三浦さんの2億円を見た瞬間、
その価値が一時的に霞んでしまったのです。
投資成功の基準は“他人”ではなく“自分の目標”
佐伯さんの投資目的は、「安心できる老後」でした。
そして、その目的は、すでに達成されています。
投資は、自分の人生を豊かにするための手段であって、
他人と競うゲームではありません。
リスク許容度に合わない投資は続かないし、
続かない投資は長期では成果につながらない。
ハイリスク投資は、
余裕資金で“楽しむ範囲”にとどめるのが健全です。
「boring is beautiful」──退屈な投資こそ、美しい
投資の世界には、
「boring is beautiful(退屈こそ美しい)」
という言葉があります。
派手さはないけれど、
- 積み上がる資産
- 揺れない心
- 家族との時間
- 安定した生活
こうした“無形資産”こそ、長期投資の本当の果実です。
他人の結果に振り回されず、
自分のペースで淡々と続ける...
それが、自分の人生を豊かにする投資につながっていきます。
まとめ──比較ではなく、自分の人生を豊かにする投資を
今日のポイントを静かに整理すると──
- 比較の魔力は、誰にでも起きる心理現象
- 投資の成功は“他人”ではなく“自分の目標”で決まる
- リスク許容度を超えた投資は続かない
- 退屈な投資こそ、長期では最強
投資は、他人の数字を追いかける競争ではありません。
“自分の人生を豊かにするための道具“です。
そして今日からもし心がざわついたら、
「自分の目標は何だったか」を静かに思い出してみてください。
その小さな習慣が、あなたの投資を静かに、確実に強くしていきます。
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