投資歴30年。
給与より運用益が多い月もあれば、
胃が痛くなるほど負けた月もあります。
SNSでよく見る“キラキラ投資家”とは違い、
私はただの会社員です。
ここでは、成功も失敗も、
メンタルの揺れも、
税金で泣いた話も含めて、
運用益のリアルをそのまま公開しています。
「会社に依存しないための現実的な選択肢」
として読んでください。
冬の朝の冷たい空気に触れると、心が少しだけ静かになり、情報の波から距離を置きたくなる瞬間があります。
投資を続けていると、「この公式どおりに買えば勝てるはずなのに...」という違和感にぶつかることがあります。
PERが低い銘柄を買っても上がらない...
スクリーニングで抽出した“割安株”が報われない...
そんな経験をした人は多いと思います。
理屈では割安株は上がるはずなのに、現実はそう簡単ではありません。
だからこそ、投資の正解は“単純な公式の外側”にあり、数字だけでは見えない部分を読み解く必要があります。
今日は、スクリーニングだけでは勝てない理由と、勝率を高めるための思考法を静かに整理してみたいと思います。
目次
スクリーニングだけでは勝てない──その理由と限界
PERやPBRで割安株を抽出することはできます。
ただし、それは「買うべき銘柄リスト」ではありません。
バリュー株投資は、理屈どおりにいかない期間が長いものです。
- 5〜10年不調が続く
- 市場に無視される
- 資金が大型株に偏る
こうした“構造的な理由”があるからです。
「公式どおりにやっているのに勝てない」という違和感は、スクリーニングの限界を知ることで少し軽くなります。
“安さ”の理由を読み解く──数字の裏側にある本質
割安株には、「本物の割安」と「バリュートラップ」の2種類があります。
数字は“結果”でしかありません。
だからこそ、「なぜ安いのか❓」を静かに読み解く必要があります。
- 決算の質
- 業界の構造
- 競争環境
- 経営陣の姿勢
一時的な誤解で安くなっているのか、構造的な問題で安いままなのか...
この見極めこそ、定性分析の核心です。
株価が動き出す“カタリスト”──市場が気づく瞬間を探す
割安株が報われるには、
市場がその企業を“再評価せざるを得ない材料”が必要です。
投資の世界では、こうした株価が動き出す“きっかけ”になる出来事をカタリストと呼びます。
もっと丁寧に言うと──
- 企業の価値が変わる瞬間
- 市場が無視できなくなる変化
- 株価が“動かざるを得なくなる理由”
数字(PER・PBR)だけでは株価は動きません。
割安なまま放置される企業も多い。
だからこそ、「何が起きたら株価が動くのか❓」を考えることが重要です。
具体例をひとつ挙げると──
赤字続きだった新規事業が黒字化した瞬間、
市場はその企業を“別物”として扱い始めます。
これが典型的なカタリストです。
その他にも、
- 経営陣の交代
- 増配・自社株買い
- 業界再編・M&A
- 新規事業の黒字化
- 大型受注・契約
どれも企業の価値が変わる“兆し”であり、
市場が再評価せざるを得ない材料です。
割安株投資は、ただ「安いから買う」のではなく、
“いつ、どんな理由で市場が気づくのか❓”まで含めて考える投資...
漫然と待つのではなく、変化の芽を静かに探してみましょう。
不確実性に備える──投資シナリオの作り方
投資に必勝法はありません。
だからこそ、不確実性を前提に設計する必要があります。
- 上がらない期間が続いたらどうするか❓
- シナリオが崩れたら撤退するラインはどこか❓
- どの材料が出たら買い増すのか❓
出口戦略を最初から決めておくことで、感情ではなく“設計”で戦えるようになります。
投資は、「どうなるか」ではなく「どうなった時にどう動くか」のゲームです。
単純な公式に頼らず、考え続けることが投資家の生存戦略
公式はヒントであって、答えではありません。
勝率を高めるには、定性分析 × カタリスト × 出口戦略の組み合わせが必要です。
そして何より大切なのは、自分の頭で考え続ける姿勢
市場は常に変わり続けます。
だからこそ、「考える投資」が長期で市場に残るための生存戦略になります。
まとめ──投資の正解は“数字の外側”にある
今日のポイントを静かに整理すると──
- スクリーニングは入口にすぎない
- 安さの理由を読み解くことが本質
- カタリストが株価を動かす
- 不確実性に備えたシナリオが必要
投資は、単純な公式に頼るほど簡単ではありません。
でも、考える力を育てていけば、数字の外側にある“本質”が少しずつ見えてきます。
今日からもし、気になる銘柄を見つけたら、
「この企業の価値が変わる瞬間はどこにあるだろう❓」
と静かに考えてみてください。
焦らず、騒がず、静かに考え続ける...
その静かな積み重ねが、いつの間にか投資家としての強さになっていくのだと思います。
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