損切りは本当に必要?──初心者が迷わない判断軸と“切らない勇気”を静かに整理する

投資歴30年。
給与より運用益が多い月もあれば、
胃が痛くなるほど負けた月もあります。

SNSでよく見る“キラキラ投資家”とは違い、
私はただの会社員です。

ここでは、成功も失敗も、
メンタルの揺れも、
税金で泣いた話も含めて、
運用益のリアルをそのまま公開しています。

「会社に依存しないための現実的な選択肢」
として読んでください。


「損切りは大事」と聞くたびに、
やらなきゃいけない気がして不安になる──。

でも、株価はそもそも大きく揺れるもの。
少し下がっただけで売るのは、本当に正しいのでしょうか❓

今日は、損切りの“本当の意味”を、
ヒヨコ投資家でも分かるように静かに整理してみます。


目次

「損切り=正しい」という思い込みが初心者を苦しめる

損切りは万能ではありません。

2〜5%の下落で売ってしまうと、
手数料と焦りで資産が削られ、
“売って後悔”が積み重なります。

そもそも株価は、
年に20〜30%動くことは珍しくありません。

つまり、
短期の揺れを“損切りすべき下落”と勘違いすると、
本来は持っていてよかった銘柄まで手放してしまう。

読者の「損切りしなきゃ…」という焦りをほどき、
まずはこう伝えたい。

株価の揺れ=異常ではない。
むしろ、それが普通。


初心者がまず注意すべき4つのポイント

① 損切りを強調する情報商材に注意

「損切りが大事」と繰り返す人の中には、
不安を煽って依存させる構造を作る人もいます。

初心者は“声の大きい人”に振り回されやすい。
だからこそ、
損切りを絶対視する情報には距離を置くことが大切です。


② 株価ではなく“企業価値”を見る

株は紙切れではなく、
会社の一部を持つ行為です。

値動きよりも大切なのは、
「この会社は価値を生み続けるか❓」

企業価値が変わらないなら、
短期の下落は“揺れ”にすぎません。


③ 含み損益に縛られず「今の判断」を重視

買値に縛られる必要はありません。

間違えたと思えば、
その時点で入れ替えればいい。

大切なのは、
“今の自分”がどう判断するか。

含み損益は、
判断材料ではなく“ただの数字”です。


④ レバレッジは初心者にはまだ早い

レバレッジは値動きが激しく、
心が壊れやすい投資です。

長期投資の土台ができるまでは避けるべき。

投資の基礎は、
“落ち着いて見守れる環境”を作ること。


損切りは悪ではない──ただし「理由」が必要

損切りは“逃げ”ではありません。
むしろ、立派な判断です。

ただし──
「なぜ切るのか」を説明できない損切りは危険。

  • 企業価値が崩れた
  • 決算が悪化した
  • 事業の前提が変わった
  • 自分の投資スタイルに合わなくなった

こうした“理由”があるときだけ、
損切りは意味を持ちます。

短期の値動きに振り回されるのではなく、
企業価値を軸に判断する。

これが、初心者の生存戦略です。


損切り判断の簡単チェックリスト

損切りすべきか迷ったとき、
まずはこの5つだけ確認してみてください。

【損切りチェックリスト】

  1. 企業価値が明確に悪化しているか
  2. 決算で“前提が崩れる変化”が起きたか
  3. 自分の投資ルールから外れてしまったか
  4. その銘柄を“今から買うか”と聞かれてYESと言えるか
  5. 損切りの理由を1行で説明できるか

この5つのうち、
2つ以上が当てはまるなら損切りを検討する価値があります。

逆に、1つも当てはまらないなら、
それは“揺れ”であって“損切りすべき下落”ではありません。


損切りすべきではないケース

損切りは大切ですが、
「切らないほうがいい場面」も確かに存在します。

初心者ほど、ここを誤解しがちです。

【損切りしないほうがいいケース】

  1. 企業価値が変わっていないのに、株価だけ下がっているとき
  2. 決算が悪くないのに、短期のニュースで売られているとき
  3. 長期保有が前提で、投資の根拠が崩れていないとき
  4. 買値ではなく“今の価値”で保有する理由があるとき
  5. 市場全体が下落しているだけのとき
  6. レバレッジを使っていない長期投資の場合

これらは、
“切らない勇気”が必要な場面です。


まとめ──安心して続けられる投資こそ、ヒヨコの最強戦略

今日のポイントを静かに整理すると──

  • 損切りは正義でも悪でもない
  • 企業価値を軸に判断する
  • 情報商材に振り回されない
  • レバレッジは避ける
  • 判断に迷ったら、チェックリストで整理する
  • “損切りすべきではないケース”も理解しておく

投資は、
「正しい損切り」を覚えることではなく、
“自分で説明できる判断”を積み重ねること。

焦らず、
騒がず、
ゆっくり育てていけばいい。

あなたの投資は、
それだけで十分に強くなっていくのだと思います。

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