更新をさぼっていましたが、2025年6~10月は、資産運用に携わる投資家にとって非常に示唆的な期間となりました。
米国の金融政策、国際交渉の進展、そして投資信託市場の動向が重なり、短期的な相場変動と長期的な資産形成の両面で考えるべき材料が豊富に揃ったのです。
ここでは特に印象的だった3つの出来事を振り返りたいと思います。
まず7~9月にかけての日米関税交渉の合意です。
長らく続いた不確実性が後退したことで、世界的にリスク選好が強まりました。
米国株・日本株ともに過去最高値を更新し、特にAI需要や半導体投資への期待が株価を押し上げました。
為替市場ではドル安が進行し、円や金が堅調に推移し、投資家にとっては「安心感」と「過熱感」が同居する局面でした。
短期的な利益確定と長期的な資産形成のバランスをどう取るかが大きなテーマとなりました。
次に9月、米FRBが0.25%の利下げを決定しました。
通常、利下げは景気後退局面で行われますが、今回は株価が過去最高値を更新する中での異例の判断でした。
ハイテク株を中心に株式市場はさらに上昇し、投資家心理は強気に傾きました。
しかし同時に雇用統計の弱さや消費者信頼感の低下が景気後退懸念を呼び、株高と不安が交錯する展開となり、資産運用の現場では「分散投資の重要性」が改めて意識され、リスク管理の姿勢が問われる局面となりました。
そして10月、投資信託市場ではバランス型ファンドへの資金流入が加速しました。
世界的な株高と円安を背景に、資金流入額は5か月ぶりに1兆円台を回復し、純資産残高は約19兆円に拡大。株式や債券、REITなど幅広い資産に分散投資するスタイルが改めて注目されました。
過熱感のある相場環境で「集中投資のリスク」を避けたい投資家心理が働いた結果であり、長期的な安定運用を志向する層にとって、バランス型ファンドは資産形成の中核として存在感を増しています。
このように、2025年夏から秋にかけての市場は「強気相場」と「不安要素」が同居する複雑な様相を呈しました。
短期的な値動きに振り回されるのではなく、長期的な視点で分散投資を続けることが、資産運用における最も確かな戦略であることを改めて実感させる期間だったといえるでしょう。
そんななか、私の資産配分と運用成績は、以下の通りです。
配当金が入金された6月、保有銘柄の整理で売却益が多かった10月は、給与所得を上回る成績でした。
目次
2025年6~10月の資産配分
【2025年5月末の資産配分】

【2025年6月末の資産配分】

【2025年7月末の資産配分】

【2025年8月末の資産配分】

【2025年9月末の資産配分】

【2025年10月末の資産配分】

2025年6~10月の運用実績
【2025年6月の運用実績】

【2025年7月の運用実績】

【2025年8月の運用実績】

【2025年9月の運用実績】

【2025年10月の運用実績】
