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運用実績 2025年11月

~銘柄整理と現金比率の上昇で、次の一手に備える一ヶ月~


11月は、国内外の経済ニュースが資産運用に大きな影響を与えた月でした。

  • 日銀の利上げ観測が強まり、10年国債利回りは1.8%台へ
  • 政府は21.3兆円規模の経済対策を発表
  • 円は対ドルで156円台前半を推移

円安が続くなか、「2026年は円が最も堅調な通貨になる」とのウワサもあるようです。
そんな中、私自身もポートフォリオの見直しを進め、“守り”を意識した運用にシフトしました。

目次

今月の主な動き

  1. コロナ禍で仕込んだ株の整理
  2. FX売買の見直し
  3. 現金比率の上昇

1.コロナ禍で仕込んだ株の整理

過去に仕込んでいた銘柄のうち、今後の成長性や保有意義が薄れてきたものを中心に銘柄数削減を目的として処分しました。

利益確定も含めて、ポートフォリオの“軽量化”と“再構築”を意識した動きです。

2.FX売買の見直し

先月、SBI証券で運用していたAUD/JPYのグリッドトレードは、赤字決済でリセットしました。

「もったいなかったな...」という気持ちもありますが、年間ベースでは利益が出ているため、ここは区切りとして前向きに捉えています。


11月上旬にはポジションサイズを縮小してFX取引を再開しましたが、円安が続く中で巻き戻しリスクが高まっていると判断し、SBI証券でのFX運用は停止することにしました。


その結果、預けているだけになるFX株券担保も中止し、資金の流動性を高める方針に切り替えています。


そして、来月からは株オプション取引(ターゲットバイ・ターゲットセル)に移行する予定です。


これはFXとは異なり、株式を対象としたオプション戦略で、一定の価格で買付・売却を狙う仕組みです。

資金効率とリスク管理の両面で有効と判断しました。


現在は、SBI証券から資金の一部を移し、松井証券のFX自動売買にてEUR/USDに絞った運用を継続中です。


今後は、資金を少しずつ増やしながら、小ロットでUSD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPYの取引を再開するかどうかを検討しています。

3.現金比率の上昇

利益確定の影響で、資産全体に対する現金比率は前月比で大幅に増加しました。


これは単なる偶然ではなく、今後の下落局面や新たな投資チャンスに備えるための“余力の確保”という意味を持っています。


現金比率を高めることで、相場の変動に左右されず柔軟に動ける体制が整ったといえます。

資産配分の変化(10月→11月)

【10月末の資産配分】

【11月末の資産配分】

考察ポイント

  • 現金比率が大幅に上昇
  • インカム資産が減少
  • FX比率が縮小
  • ETF・キャピタル比率が微増

現金比率が大幅に上昇

利益確定等による資金回収が進み、ポートフォリオの守備力が強化されました。

今後の投資機会に備える余力として活用します。

インカム資産が減少

一部の配当銘柄を整理した影響

FIRE戦略に沿った再構成の途中段階と捉えています。

FX比率が縮小

円安の影響でEUR/USDの自動売買以外を停止した結果、不要になった証拠金を回収しました。

ETF・キャピタル比率が微増

ETF:再投資先として分散性のある高配当株ETFを追加購入したため

キャピタル:高配当株の売却によるインカム資産の減少と成長株として選んだ銘柄が上昇したため

収支と成果(11月)

給与所得を基準とした場合、資産運用利益は約809.9%(約8倍)でした。

内訳は、

  • 株式売却益:約778.0%
  • 配当金:22.9%
  • FX利益:9.1%

今月は利益確定による収支改善が目立ち、資産運用全体の成果が大きく貢献した月となりました。

今後の展望

  • 円高の巻き戻しによる円高に備えて、外貨建て資産の見直しも検討
  • 日銀の利上げが進めば、金融株の比率を調整する可能性あり
  • 政府の経済対策が実体経済にどう影響するかを見極めつつ、次の投資タイミングを探る

まとめ:守りを固め、次の一手に備える

今月は「銘柄整理」「FX戦略の見直し」「現金比率の上昇」と、守りを意識した運用が中心でした。
その結果、ポートフォリオはFIRE戦略に沿った構成へと一歩前進

現金比率の増加も含め、次の投資機会に備える準備が整いつつあります。

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