今年も残りわずか
仕事や家庭の予定に追われている方も多いと思いますが、年末は「お金の整理」をする絶好のタイミングです。
ほんの少し手を動かすだけで、来年の家計や資産形成がぐっと安心できるものになります。
今回は、働き盛り世代の皆さんにおすすめしたい「年末にやっておきたいお金の整理3つ」をご提案します。
目次
今年できる控除を確認する
まずは「控除の棚卸し」です。
控除は、知っているかどうかで家計に大きな差が出ます。
代表的なものは以下の通りです。
- 医療費控除
- ふるさと納税
- 生命保険料控除
医療費控除
年間10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告で税金が戻る可能性があります。
ふるさと納税
12月31日までに寄付すれば、翌年の住民税が軽減されます。
自己負担は2,000円程度で地域の特産品も受け取れるため人気です。
生命保険料控除
年末調整や確定申告で忘れがちですが、保険料を支払っている方は必ず確認しましょう。
「面倒だな」と思うかもしれませんが、数万円から十数万円の節税につながることも珍しくありません。
特にふるさと納税はまだ間に合います。
限度額を確認して、余裕があれば年内に寄付しておきましょう。
投資の損益を棚卸しする
投資をしている方は、年末の「損益通算」や「損出し」を意識しましょう。
たとえば、含み損を抱えている株や投資信託を一旦売却して損失を確定させると、その損失を今年の利益と相殺できます。
結果として課税対象額が減り、税金を抑えることが可能です。
これを「損出し」と呼びますが、年末はまさに絶好のタイミングです。
含み損を抱えたまま年を越すより、一度リセットして新年を迎える方が心理的にもすっきりします。
投資は「利益を出す」だけでなく「損を上手に活用する」ことも大切です。
老後のお金の「出口戦略」を学び始める
最後に、少し先の話になりますが「老後資金の出口戦略」を意識することをおすすめします
- iDeCoやNISAで積み立てた資産を、いつ・どのように取り崩すか?
- 相続税がどの程度かかるのか?
- 家族に自分の考えをどう伝えるか?
これらは「まだ先のこと」と思いがちですが、いざという時は本当に時間がありません。
親族の急な出来事で「もっと早く準備しておけば…」と後悔するケースも少なくないのです。
出口戦略を考えることは、単なる資産管理ではなく「家族への安心の贈り物」です。
書類を整理したり、制度を確認したり、家族と話し合ったり...
どれも地味ですが、将来の不安を大きく減らす力があります。
年末こそ「お金の棚卸し」のチャンス
ここまで紹介した3つの整理術は、どれも特別な知識や長時間の作業を必要としません。
- 控除の確認 → 30分程度でできる
- 投資の損益整理 → 証券口座をチェックすればすぐに判断可能
- 老後の出口戦略 → 書籍やセミナーで学び始めるだけでも十分
年末の忙しい時期ですが、ほんの少し時間を作るだけで、来年以降の安心感が大きく変わります。
まとめ
働き盛り世代の皆さんにとって、年末は「お金の棚卸し」をする絶好のタイミングです。
- 今年できる控除を確認する
- 投資の損益を整理する
- 老後のお金の出口戦略を学び始める
この3つを意識するだけで、来年の家計はより健全に、そして将来の安心感も増していきます。
「お金の整理」は派手さはありませんが、家族を守り、自分自身の生活を豊かにするための大切な準備です。
ぜひ今年のうちに一度、時間を取って取り組んでみてください。
来年、そしてその先の人生が、もっと経済的に安心できるものになりますように願っています。
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。
投資は自己責任で行ってください。