会社を辞める前に確認したい「6+1つ」のこと

2024年3月29日、今日は2023年度の最終出社日です。

会社を辞めたい気持ちは、正直、半々といったところでしょうか。

2024年度に向け、会社を辞める前に確認したいことをリストアップしてみました。

もし、会社を辞めたいと思っているようでしたら、ご一緒に確認していただければ、幸いです。

目次

会社を辞める前に確認したい「6つ」のこと

まずは、以下のリストを順番に確認していきましょう。

会社を辞める前ですので、思い詰めずに気楽に埋めていきましょう。

定期的に考えるのもいいと思います。

負荷をかけると本心に気づくことができるそうなので、各質問には制限時間を設けましょう。

とりあえず、1問3分でどうでしょう?

正解はないので、思うことを書き出してみましょう。

チラシの裏にでも書き出して、後でじっくり見直しましょう。

辞表を出すのは、それからでも遅くありません。

【質問リスト】

  1. 今の仕事を辞めることで失うものは何ですか?
  2. 今の仕事がストレス源になっていますか?
  3. 今の仕事の量は適切ですか?
  4. 自分の仕事に対して正当な評価がされていますか?
  5. 現在の状況を改善するための要求をしていますか?
  6. 今の仕事を辞めても生活ができますか?

1. 今の仕事を辞めることで失うものは何ですか?

今の仕事を続けていることで得ているものは何でしょう?

安定した給与以外にも気の合う同僚や慣れ親しんだ生活、会社の福利厚生など思いつくままに書き出してみましょう。(制限時間:3分)

【私の回答】

  • 学歴の割に高い給与
  • 適度に刺激のある仕事(高い試薬を使った生化学実験)
  • 定職に就いているという社会的な信用
  • 他人との関わり

2. 今の仕事がストレス源になっていますか?

今の仕事を続けることが直接の原因になって、ストレス症状は出ていませんか?

疲れやすい、気力がわかない、睡眠障害などのストレス症状が出ている場合、仕事以外(例えば、介護・夫婦関係)に問題はありませんか?

思いつくままに書き出してみましょう。(制限時間:3分)

【私の回答】

  • 寝つきが悪い、眠りが浅いなどの睡眠障害(睡眠薬を服用中)
  • 疲れやすく、気力がわかない(安定剤は卒業できた)
  • 同僚の前で叱責する上司が苦手(最近は極力接触を避けている)
  • 介護・夫婦関係などに問題なし
  • 仕事以外に大きなストレスはないが、改善傾向なので総合評価は、「やや悪い」

3. 今の仕事の量は適切ですか?

今の仕事量は、無理せずに対応できる量ですか?

多すぎたり、少なすぎたりしませんか?

思いつくままに書き出してみましょう。(制限時間:3分)

【私の回答】

  • 忙しいときと暇なときの差が大きいが以前ほどではない。
  • 仕事の仕組み化を進めたので残業は減った(上司には忙しいと報告しているが…)

4. 自分の仕事に対して正当な評価がされていますか?

仕事には様々な能力が求められますが、自分の能力に見合った業務を任されていますか?

また、給与だけでなく、スキルアップの機会なども提供されていますか?

思いつくままに書き出してみましょう。(制限時間:3分)

【私の回答】

  • 売り上げの割に給与や昇進で見劣りする。
  • 有給休暇は、(仕事が暇なら)割と自由に取得している。
  • 空き時間にe-ラーニングを利用できる(上司にイヤな顔をされても、最近はムシしている)

5. 現在の状況を改善するための要求をしていますか?

悩んでいる問題が、会社全体に関することであれば、個人で解決できることは残念ながら、ほとんどありません。

ただ、会社に要求することはできます。

その機会はありますか?

また、その機会に改善を要求していますか?

思いつくままに書き出してみましょう。(制限時間:3分)

【私の回答】

  • 改善要求の場はある。(1 on 1や職場懇談会など意見できる場合は「すべて」)
  • 改善要求は伝えている。(会社にあまり未練がないので忖度は不要)

6. 今の仕事を辞めても生活ができますか?

給与以外の収入または十分な貯金はありますか?

安定した収入や十分な貯金がない場合、転職先にアテはありますか?

独立する場合は、「お客様」のアテはありますか?

思いつくままに書き出してみましょう。(制限時間:3分)

【私の回答】

  • とりあえず、FXと株の配当金はある(給与には届かない)
  • 転職が多く、退職金は期待できない。
  • NISAと確定拠出年金で投資信託を定期購入している。
  • 転職先、「お客様」のアテはない。
  • 田舎に小規模の農地はある(ただし、本格的な農業経験はなし)

回答をじっくりと眺めてください

6つの質問に回答はできましたか?

回答ができたら、もう一度見直してください。

次に目を閉じて、ゆっくりと深呼吸3回をしてください。

1回立ち上がって、もう一度座りなおしてください。

では、最後の質問です。

【最後の質問】

仲の良い同僚が、会社を辞めたいと言っています。

同僚の暮らしぶりや生活については、おおむね把握しています。

あなたは、同僚に6つの質問をし、回答してもらいました。

その回答を見て、あなたは何とアドバイスしますか?

立ち話で済ませられる範囲で答えてみましょう。(制限時間:5分)

【私の回答】

  • 今すぐ、会社を辞めなくてもいいのではないか?
  • 少し手を抜いて、「会社」に属すことで得られるものを回収してはどうか?
  • 辞める前提であれば、言いたいことを言い、やりたくないことは避けても問題ないのではないか?
  • 資産運用だけで生活するのは「豆腐メンタル」では、ムリ! (メンタルトレーニングが必要)
  • 会社を保険として利用しつつ、機会を待とう!! (収入・人脈の複線化を目指す)

この回答が自分事を他人事として捉えた場合の意見です。

割と本心に近いのではないでしょうか?

まとめ

今回は、年度末ということで「自分の気持ちの棚卸」をしてみました。

予想通り煮え切らない回答です。

私の場合は、処遇に不満があるようですが、すぐに辞めるほどではないようです。

会社を辞めた後の生活費にやや不安があるので、及第点程度には業務をこなしつつ、スキルアップや資産運用を継続したいと思います。

焦ることはないので、来年度にゆっくりと煮詰めていこうと思います。

(会社が潰れるリスクはありますが…)

一緒に回答していただいた方はいかがだったでしょうか?

ご自身の考えの整理に役立っていれば、幸いです。

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