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バブルの歴史と教訓:ニュートンも巻き込まれた投資の罠

投資を始めるとき、「バブル」という言葉を耳にすることがありますよね。

でも、このバブルって何なのか、どうして起こるのか、そして何より、どうすればその罠にはまらずに済むのか、気になりませんか?

今回は、歴史的なバブル事件を紐解きながら、アイザック・ニュートンが巻き込まれた逸話や、チューリップバブル当時に「バブル」という言葉が存在しなかった事実を織り交ぜてお届けします。

歴史から学び、賢い投資家への第一歩を踏み出しましょう!

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目次

バブルって何?その語源をたどる

「バブル」とは、経済学で「資産価格が異常に高騰し、やがて急落する現象」を指します。

この言葉自体、歴史的な出来事に由来していますが、実は最初から「バブル」と呼ばれていたわけではありません。

さっそく、2つの有名なバブル事件を見てみましょう。

  1. チューリップバブル(1637年、オランダ)
  2. 南海泡沫事件(1720年、イギリス)

1. チューリップバブル(1637年、オランダ)

世界初の経済バブルとも言われるチューリップバブルは、17世紀のオランダで起こりました。

チューリップの球根が投機の対象となり、一部の珍しい球根は当時の平均年収の6倍もの価格で取引されたのです。

しかし、この熱狂は長く続かず、1637年に市場が崩壊。多くの人が大損を被りました。

意外な事実としては、チューリップバブルが発生した当時、「バブル」という言葉はまだ存在していませんでした。

この現象が「バブル」と呼ばれるようになったのは、後述する別の事件がきっかけです。

つまり、当時の人々は、自分たちが経験している異常な価格高騰を何と呼べばいいのか、明確な言葉を持っていなかったのです。

2. 南海泡沫事件(1720年、イギリス)

「バブル」という言葉の起源としてよく知られているのが、イギリスの南海泡沫事件(サウス・シー・バブル)です。

1711年に設立された南海会社は、南アメリカとの貿易独占権を掲げ、国家債務の肩代わりを約束。

1720年、株価が急騰し、投資熱が過熱しました。

しかし、実際の事業実態が乏しく、やがて株価は大暴落。

多くの投資家が破産し、社会問題に発展しました。

この事件には、物理学の天才アイザック・ニュートンも巻き込まれていました。

ニュートンは南海会社の株に投資し、一時は利益を得て売却しました。

しかし、株価がさらに上がるのを見て再び投資を決意します。

結果、バブル崩壊で約2万ポンド(現在の価値で数百万ドル相当)を失ったとされています。

ニュートンは後にこう嘆いたと言われます。

「私は天体の動きは計算できるが、人間の狂気は計算できない」

天才でさえ、バブルの熱狂には抗えなかったのです。

なお、バブルを経ても南海会社は生き残り、100年以上後の1853年に清算されるまでは、存在していたそうです。

歴史から学ぶ!投資に役立つ5つの教訓

チューリップバブルや南海泡沫事件、そしてニュートンの逸話を知るだけでは終わりません。

ここから、皆さんが実践できる教訓を5つにまとめました。

歴史の失敗を繰り返さないよう、賢い投資のヒントをつかんでください!

  1. 資産の「本当の価値」を見極めよう
  2. みんなが買っていても冷静に
  3. リスクは分散して管理
  4. 甘い話には裏があると思え
  5. 歴史を学び、バブルを見抜く目を養おう

教訓1:資産の「本当の価値」を見極めよう

チューリップバブルでは、球根が高値で取引されたのは「価値があるから」ではなく、「もっと高く売れる」と信じた人が多かったからです。


ポイント
投資先の「内在価値」を調べましょう。

企業の業績や成長性など、データに基づいた判断が大事です。

教訓2:みんなが買っていても冷静に

南海泡沫事件でニュートンが失敗したように、「みんなが買っているから」という理由で飛びつくのは危険です。

群集心理に流されると、冷静な判断を見失います。


ポイント
周りが熱狂していても、自分でリサーチして納得してから投資を。ニュートンの教訓を忘れずに!

教訓3:リスクは分散して管理

バブル崩壊時、特定の資産に全財産をつぎ込んでいた人は大損しました。

チューリップバブルも南海泡沫事件も、集中投資のリスクを物語っています。


ポイント
株や債券、不動産など、資産を分けて投資しましょう。

リスクを分散させれば、ダメージを抑えられます。

教訓4:甘い話には裏があると思え

南海会社の「貿易で大儲け」という約束は、実際には根拠が薄いものでした。

過剰な期待がバブルを膨らませ、崩壊を招いたのです。


ポイント
「簡単に儲かる」という話には懐疑的になりましょう。

リスクを隠した詐欺に注意!

教訓5:歴史を学び、バブルを見抜く目を養おう

チューリップバブル当時に「バブル」という言葉がなかったように、歴史を知ることで異常な市場のサインに気づける可能性が上がります。

ポイント
過去のバブル事件を学び、経済ニュースをチェックしましょう。

知識があなたの武器になります。

まとめ

チューリップバブルでは「バブル」という言葉すらなく、ニュートンさえも南海泡沫事件の熱狂に飲み込まれた。

それでも、歴史から学べば、バブルを恐れる必要はありません。

以下のステップで、賢い投資を始めてみましょう

  1. 価値を重視:投機ではなく、価値あるものに投資
  2. 冷静な判断:群集心理に流されず、自分の頭で考える
  3. リスク分散:一つの資産に頼りすぎない
  4. 疑う姿勢:甘い話には慎重に
  5. 学び続ける:歴史と市場を知り、成長を

投資はリスクを伴いますが、バブルの教訓を活かせば、そのリスクを減らしつつ資産を増やす道が開けます。

あなたも、ニュートンやチューリップバブルの歴史を糧に、賢い投資家への第一歩を踏み出してみませんか?

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