~PER・PBRの見方と長期投資の落とし穴~
株式投資をしていると、「この銘柄が好きだから買いたい!」という気持ちになることがあります。
しかし、気に入った銘柄でも株価指標が割高になっている場合、投資すべきかどうかは悩ましいところです。
今回は、キャピタルゲイン(値上がり益)狙いで株を買う際に、PERやPBRをどう考えるかについて整理してみます。
目次
PBRは気にしない
まず、私自身はPBR(株価純資産倍率)についてはあまり気にしていません。
PBRが高いからといって投資対象から外すことはなく、むしろ成長企業ではPBRが高くなるのは自然なことだと考えています。
PERは重視する
一方で、PER(株価収益率)は重視しています。
- 基本的な目安は「PER15倍以下」
- 成長性が高い銘柄なら「PER18倍程度」まで許容
- 来期の業績見通しでPERが10倍台前半まで割安化すると判断できる場合は投資に踏み切る
つまり、成長性と将来の業績見通しを前提に、PERを柔軟に考えるというスタンスです。
避けるべきは「極端な割高銘柄」
いくら人気業界や高成長企業であっても、PER30倍、40倍といった水準の銘柄は避けています。
理由はシンプルで、中長期投資には不向きだからです。
- 割高=人気がある証拠
- 短期的には勢いで株価が上がる可能性あり
- しかし、数年単位で見ると、成長率は鈍化し、人気も落ち着く
- 結果としてPERは妥当な水準へ収束し、株価は下落リスクが高まる
つまり、短期ならチャンスでも、長期では危険ということです。
まとめ:好きな銘柄でも冷静に判断を
| 指標 | 考え方 | 投資判断 |
|---|---|---|
| PBR | 高くても気にしない | 成長企業では自然なこと |
| PER | 基本15倍以下 成長株なら18倍程度まで | 将来の業績見通しで割安化が見込めるなら投資 |
| 極端な割高 (PER30倍以上) | 短期なら上昇余地あり | 長期では値下がりリスクが高いので避ける |
投資は「好きだから買う」だけではなく、数字で冷静に判断することが大切です。
気に入った銘柄を応援する気持ちは大事ですが、長期で資産を育てるなら「割高の落とし穴」に注意しましょう。
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。
投資は自己責任で行ってください。